読書人間の電子書斎

〜今まで読んだ本を記録して自分だけの図書室を作るブログ〜

SF

【自業自得がまねく悲劇】「ラストファミリー」森村誠一

結構前に読んで、記録し忘れていた本、森村誠一の「ラストファミリー」 ラストファミリー (角川文庫) 作者:森村 誠一 KADOKAWA Amazon これは、三篇からなる短編集となっていて少し異色です ちょっとジャンル分けに困る作品だなあと思ったのですが、さらっと…

【星新一 訳】「竹取物語」【感想】

いわゆるかぐや姫だけどちゃんと原作を読んだことがないので、大好きな作家、星新一による「竹取物語」を読んでみました 竹取物語 (角川文庫) KADOKAWA Amazon といっても、かぐや姫のあらすじなんてほとんどの方が知ってる(知らないの私くらい)と思うので…

マイクル・クライトン「アンドロメダ病原体」

今日の朝方読了!眠れなかったので…全部読めた。 アンドロメダ病原体〔新装版〕 作者:マイクル クライトン 発売日: 2014/09/30 メディア: Kindle版 この作品、50年前の作品だそう。 あらすじ 人工衛星が町に墜落した直後にアリゾナの小さな町で住人がほぼ全…

アーシュラ・K・ルグィン「闇の左手」

ルグィン…「ゲド戦記」描いた人です。 しかし、この「闇の左手」 難しかったいや、私の頭が悪いだけだと思うけど 闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF (252)) 作者:アーシュラ・K・ル・グィン 発売日: 1978/09/01 メディア: 文庫 しかし、思いっきり理系…というか 私…

時計じかけのオレンジ アントニイ・バージェス

SF

SF作品に触れるきっかけになった記念すべき一冊目。 時計じかけのオレンジ。 映画にもなって有名だし何となく読んでみるかと思って読んでみたのですが衝撃を受けました。 ☆あらすじ主人公は15才のアレックス。彼は仲間と共に暴力三昧の日々を送っていた。 …

「ノックの音が」 星新一

星新一の「ノックの音が」読了 「ノックの音がした」という文章ではじまる15篇のショートショートが収録されていてブラックユーモアに加えてサスペンス、ホラー風味のある 様々な話、結末であっと驚くような話が短いページにぎゅっとつめられている。 お気に…

夏も終わりだから「ハローサマー、グッドバイ」マイクル・コーニィ

SF

私のお気に入りのSF小説のひとつである「ハローサマー、グッドバイ」 これ、めちゃめちゃおもしろい。だいぶまえに読んだのでざっくりあらすじだけども 政府高官の息子ドローヴが夏休暇を過ごすために港町パラークシに訪れるところからはじまるんだけども そ…

たんぽぽ娘 ロバート・F・ヤング

SF

この本、「ビブリア古書堂」という小説で知ったんですが… 本題「たんぽぽ娘」は13編からなる短編集です。 (くっ、ためしにかいてみたがもうだめだ、私の絵心は廃れた) まあとにかく、SFとありましたが、けっこうラブロマンスが強めの作品でした。 ここでは…

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス

SF

「アルジャーノンに花束を」を読了しました アルジャーノンに花束を〔新版〕 作者:ダニエル キイス 発売日: 2015/04/30 メディア: Kindle版 有名で映画化やドラマにもなってるのを知ってたけどなんとなく読んでませんでした。 手に取ったきっかけは私は某読…