かわいい猫の表紙に引かれて購入。
加門七海さんの「猫怪々」このかたは霊感があり数々の怪談本を出版してますね。
確か家に「怪談徒然草」があったはず
これは、また別の日にかこうっと。
とりあえず、この前読んだのがこの「猫怪々」
猫に優しい町に引っ越した著者が子猫を拾うのだけど
その日から謎の霊障に遭遇するという実録怪談育猫日記。
子猫の「のの」を拾った日から悪夢を見たり
目を痛めたり、家のなかになにかが住み着いたり
果てはののの体を謎の黒い物体が包み込んだりとなかなかの霊障ぶり。
しかも、夢の内容は悲惨な死を遂げた動物たちの亡骸の夢ばかり
著者は「これは拾われたののを妬んだ動物達の霊がののを狙ってるに違いない」と推理し
ののを守るため、ヒーラーや気功師の力を借りてののを守る奮闘記。
☆感想
とにかく著者のののへの情熱がすごい!(千鳥のノブ風)
この、子猫のののは猫白血病のキャリアなんだけど
下痢をしたり、目を痛めたりと免疫力がないのかな…
そんな大変な猫を拾っても責任を持って病院に連れていって
おまけに、気功師に頼んでいつもののへ気を送り込んでもらっている著者の猫愛がすごい。
私も猫を飼ってるけど、まあ、さすがにヒーラーや気功などは頼らないかなあと
やり過ぎな感はあったものの、著者の猫を拾ったからには
「できることはなんでもする」と言う情熱は同じ猫飼いとして見習わなければいけないものがある。
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