とにかく観てみてと言いたい琉球怪談シリーズ、アマプラで観れます
↓この作品って、沖縄の琉球放送ってところで放送しているようで
いわゆる、沖縄のローカル番組みたいなものなのかな?
最近、怖い話を渇望している自分がいて(ストレスかな)
アマプラの怪談系統の動画を漁っていたら
毎度毎度、この作品がおすすめに出てくる
うーん、チープさがいなめないと思いスルーしてたんだけど
もうあまりの怪談物みたさに観たんですけど…いやー…
面白いやないか
最初に観たのがこの3作目なんですけど
この3作目が特に面白かったのでここで少しあらすじを↓
オムニバス形式となっていて一話十分くらいの怖い話が三話凝縮されています。
1話目「普天間山神宮寺、二時の霊堂」
カップルが買い物を終えて、近道をするために
お寺を通り抜けようとするのだけども
男性の方がもよおし、トイレに駆け込み用を足していると
トイレの電気が消えて、すりガラスの向こうから女が覗いていた
男性はビビりつつも、なんとかトイレ出る
すると目の前には髪の長い、足を引きずるボロボロの女が歩いている
その女を面白半分で写メろうとする男性…
シャッター音を鳴らした瞬間、女は男性に駆け寄って襲いかかった
場面は変わり、その男性の彼女にメールが届く
開いてみると男性の足を掴み引きずっている女の画像が…
とにかく、彼女は男性を探すため捜索していると
お寺のすみの廃屋にたどり着く。
2話目「ヘーガサー」
ビルの前でダンスの練習をする女の子三人組
そのうちの一人の女の子Aの腕にかぶれのようなものを発見する
「それ、ヘーガサーじゃない?」という女の子B
なにそれ?と聞く女の子Aに
ヘーガサーとは幽霊を見た人の体にあらわれる
できもののようなもので、それができると死ぬと説明する。
「なにそれー」と笑い飛ばすが
その瞬間
ドサッ…
女の子三人組が後ろを振り向くと
赤い服を着た女が倒れていた飛び降り自殺だったのだ
それから、数カ月後
そのビルで働くことになった新人の桃子は残業を片付けるために休日出勤をしていた。
一服するため、屋上でタバコを吸おうとするもライターは切れている。
すると、横からライターを差し出す腕が…
見てみると、清掃員のおじさんだった。
おじさんにお礼を言って一休みする
ふと、腕を見てみるとあのかぶれのようなものが…
それに気づいたおじさんは「それヘーガサーじゃないか?」と言い説明をするが一笑にふす桃子
さあ、仕事だとオフィスにもどり仕事を開始するため
資料のノートをペラペラめくっていると新聞記事の切り抜きを発見する。
その記事には話の冒頭の女の子三人組の変死を報道する記事だった。
そこから、恐ろしい怪現象に見舞われる。
3話目「ミーガンチョー」
一人の女が工場に忍び込んで
工場の回転ノコギリのスイッチをいれ回転する刃に頭を突っ込んだ。
数年後、自動車工場で働く工員の男性は誤ってメガネを壊してしまう
なにか、代わりのメガネを…と事務のお姉さんに工場に置いてあるメガネで度が合うものを探してもらうことになった。
数あるメガネの中でひとつだけ、ぴったりと度が合うメガネを見つける男性。
メガネは鼻のブリッジ部分が真っ二つになっていたので
応急処置として、テープで修理してそのメガネをかけて過ごすことにした。
しかし、そのメガネをかけて作業をしていると不可解な出来事が次々と起こる。なぜなら、そのメガネは冒頭の自殺した女のものだったからだ。
ちなみに、ミーガンチョーはメガネという意味ですって。
★感想
なんというか、とにかく3は救いのない話が多く
役者さんは棒読みだし、演技はまあ…って感じだけど
脚本で勝負してる感があって、私はこのシリーズを推していきたい。
それに、ご当地怪談物は良い
怖いだけじゃなくて
その土地の言い伝えとか歴史とかをモチーフにした通常の怪談物では味わえない怖さを堪能することができる。
特に沖縄は、私がこの前書いた記事
↑でも書いたように
一見、陽キャ感の漂う沖縄だけど一歩ふみこんでみると
霊媒師のユタや、若くして死んだ猫は木に吊るすなどの独特の慣習がある。
そういう、裏の部分を知ることができるのがご当地ものの良さ。
そして、家にも、まだ沖縄系の怖い怪談本があるので
読んだらその感想も書こうと思う。