読書人間の電子書斎

〜今まで読んだ本を記録して自分だけの図書室を作るブログ〜

【あの歌が頭から離れない】不安の種【ホラー映画少しネタバレあり】

ぬかるんだー道をー行こうー〜♪ボロボロの道を行こう〜♪新しいー靴がー汚れたー♪だからー私はー歩くのがーーー嫌いー〜♪

 

これ観たあと、子どもたちが歌うこの気味の悪い歌が頭から離れない

この前、観たばかりなのでざっくばらんにあらすじと感想を記録していこうと思うけど、私は登場人物の名前を覚えるのが苦手なのであだ名をつけて記録していきます

 

…けどこの映画、私はもうアウト!わけが分からないからただ、思った事だけ脈絡なく書きなぐります

 

★あらすじ

まず、あらすじをどう書けばいいのか…とにかくいきなり道路を移動する大量の目玉の場面から始まる

 

舞台は冨沼市(ふぬまし)

 

体が真っ二つに割れた男(須賀健太)が話の冒頭に登場するのだが、真っ二つ男(須賀健太)の生前の話と、真っ二つ男を発見しトラウマになり転職した男、そしてとある家族(父、母、兄、妹の4人家族)が奇妙な出来事に遭遇し追い詰められていく

この三者の様子を交互に観させられる構成

 

後にこの三者は繋がっていく 

 

真っ二つ男(須賀健太)の彼女は情緒不安定、転職男は転職先の陽子という女と出会い恋のようなものに落ちるがこの町のおかしな出来事のせいで引きこもりに、そして4人家族は侵入してきた何者かに殺されてしまい妹だけが生き残ってしまうというストーリー

 

狂った事が次々と起こる中、真っ二つ男(須賀健太)の隣人が急死した

朝、遺体を運んでいる所を眺めて真っ二つ男(須賀健太)だったが隣人の玄関の名札に謎のシール(ムンクの叫びみたいな顔のシール)が貼られていた事に気づく

 

 

一方、転職男は陽子に助けられこの異常な町を出ようとするが、転職男のバイクにもそのムンクシールが…

 

 

★感想

うーん、わからん

 

というのも、最終的に真っ二つ男(須賀健太)はなぜか生きてて映画の最後の方では家庭を持ち一児の父になってるのよ…妻は陽子

しかもこの陽子は4人家族の生き残った妹

 

んで、体が真っ二つになって死んだのは転職男

時系列がめちゃくちゃだし、真っ二つになってる男も違うしで何が何だか分からない

 

最初は陽子が不思議な力でも持ってて本来死ぬはずだった真っ二つ男(須賀健太)を生存させたいから、転職男に死をなすりつけるためにタイムループでもさせてんのかと思ったけど…この解釈は絶対に違うしなあ…

 

まあこのあとも、生き残った方の真っ二つ男(須賀健太)は、陽子の家族を殺したやつ?に襲われたり色々と散々な目に合うし、結末には少し驚きの展開が待っている

 

…けど、鑑賞後には疑問だけが残る

時系列や内容云々よりも人に不快感を与えるためだけに作られた映画なのではないかと穿った考えが浮かんでしまった

 

ちなみに、富沼市が杏京市と合併して「富杏市」(ふあんし→不安市)になる場面はひねりが効いてて笑えた「あー、だから富沼市を抜けても転職男は助からなかったんだなー」と、すとんと腑に落ちてスッキリしてしまった

 

まあ、こんな感じでたくさん伏線を張ってるのに、ほぼ回収されず、変な所だけ笑わせてくるひたすら不気味で変な映画だった

 

これ、漫画の方を読まないと真相は分からないだろうなあ…おちょなんさんって結局なんだったんだ…ムンクシールと顔も似てるし関連性があるのかなあ