最近読んだページ数の少ない本をさらっとまとめていこうと思います
最近、Kindleunitedも活用して読む本の幅が広がって読書が楽しくなってきたので読んだ本がたまる一方
ブログに記録するのが遅くなってきてるので、ここで3冊くらいまとめてしまおうと思います
「またまたへんないきもの」早川いくを
前作の「へんないきもの」はへんないきものをイラストでブラックジョークや皮肉を交えて解説してるので面白かったけど、2作目である本作は前作のノリに加えて
寄生虫であるサナダムシをお腹で飼った事のある藤田紘一郎医学博士との対談がためになる
寄生虫は悪いイメージがあるけどダイエット効果がありアレルギーを抑えてくれる良いサナダムシもいるらしく、現代の清潔主義は逆に人間の免疫力を下げていると警鐘を鳴らしている
かといって、サナダムシを腸で飼いたいかというとキツイので適度な不潔は免疫をつけるために必要だと感じた
また、この本に載っている生き物のほとんどが乱獲、森林伐採、温暖化、農薬で絶滅危惧種にあるらしい
それらに対しての著者の憤りが印象的だったし、私自身もよく分かる
私は元々、子供の頃は昆虫が身近にいる山で遊んでたし、家庭菜園に寄ってくる虫は駆除せず育てるくらい昆虫も動物も自然も好きだ
とはいえ(↓ここから愚痴)
野菜につく虫を嫌がる人がいるから駆除する(そうしないと野菜が売れないから農家さんも困るし)
「動物かわいい」と言いながら毛皮を着て、温暖化は進み氷が溶けシロクマやペンギンは死に絶え
便利な生活を求め森を切り崩すくせに余った土地は動物に譲らず駐車場にして住み着いた野良猫は処分、餌をなくして森から降りてきた生き物も処分
動物から見ると人間は譲歩せずに家と資源を奪う違法地上げ屋みたいなもん
私も間接的に動物を殺してると思う、こうやってネットやエアコンを使って、呑気にペット飼って便利と娯楽を享受して環境破壊してる
生き物が苦しみもがいてるのに私なんかが生きてる罪悪感も昔から感じてるけど、だからって私一人の力で何ができるのか?
面白いけど何も救えない自分自身に怒りと無力感を味わった、この手の本にしては辛い読書体験だった
「香川照之の昆虫すごいぜ!」
でっかい昆虫の写真に昆虫の体の仕組みの解説文や、昆虫の捕り方と持ち方が載っていて子供でもわかりやすいけど、大人も勉強になる一冊だった
この本に収録されてる昆虫は、私の好きなトノサマバッタをはじめモンシロチョウ、オニヤンマ、タガメ
モンシロチョウの鱗粉にはメスを寄せ付ける匂い袋がついてる事や、タガメが空を飛ぶ事、オニヤンマが5年生きる事は知らなかった
最終章では香川照之さんの海外ロケでの昆虫採集の様子を楽しむことができるのだけど、熱帯に住むハナカマキリはやっぱりきれい
この本、香川照之さんのロケの裏話も楽しめるのだけども愛のあまりオニヤンマにキスする香川照之さんの写真が載ってて大爆笑した
虫好きにも程がありすぎる…この本は、昆虫好きが読む図鑑というより香川照之さんの溢れる虫愛を堪能する図鑑です
↓ここからは完全なる趣味のための本
「麻雀超コスパ上達法」金太賢
最近、麻雀で勝つ事が増えたけど今ひとつ足りない物があると思ったので手に取った本
読んだ感じは初心者から脱出した中級者にぴったりな本で、実戦はもちろんネットゲームでも使える戦術満載
よく麻雀で見る形(なかぶくれ、四連形)の対処法や、亜両面や多面待ちの読み方、泣き仕掛けはどのタイミングで何回鳴くか、染め手を作るのはどんな時か、基本的な牌効率、オカの計算方法など
麻雀初心者の私としてはとても参考になった
これからバリバリ打とうと思う