猫を飼ってるけど、元は犬派だった私
最近、本当に犬に飢えていてずっと気になっていたのでやっと観ました
この映画の原作はこちらですが、たぶん読むと泣く(動物ものは本当に無理)ので、まだ読んでません…近いうちに読みたいけど…
★あらすじ
仔犬の頃にさらわれ、子供だったイーサンに助けてもらったベイリー
イーサンが高校生になるとイーサンにハンナという彼女ができる
デートの時はいつも二人と一匹
楽しい日々を過ごしていたがイーサンの両親が離婚してしまう
そんななかアメフト特待生で大学の奨学金を勝ち取ったイーサンだけど、それを妬んだチームメイトがイーサンの家に放火する
炎に巻かれながらお母さんとベイリーを助けて、家の二階から飛び降りて逃げ出したイーサンだったが足を負傷してアメフトができなくなくなり奨学金がおりなくなる
自暴自棄になりハンナとも別れて農業系の学校に通うためイーサンは家を出る
数年後、ベイリーは老化で腎臓が弱りイーサンに見守られながら亡くなっていった
しかし、次に目を覚ますとまた仔犬になっていた
しっかりとイーサンとの記憶を引き継いだまま…ベイリーはイーサンと出会うために生き抜く事を誓う
1回目の転生はエリーと名付けられ警察犬となり活躍していたが、女児を誘拐した犯人に撃たれパートナーだった警官に見守られながら殉職してしまう
2回目の転生は女子大生のマヤに飼われティノと名付けられる
マヤの恋愛、結婚、出産を見守り同居犬の死を見送り、自身も老いていきマヤに見守られながら2回目の犬生を閉じていく
3回目はウェンディという女性に飼われてワッフルズと名付けられる
しかしここでは、ウェンディの彼氏は犬嫌いで外に繋がれっぱなしで飼育放棄されてしまう、ウェンディは動物虐待の通報をされて警官に注意をされる
ウェンディの彼氏はワッフルズ(ベイリー)を車に乗せて遠くに捨ててしまう
とはいえ、ウェンディに未練なんてないベイリーは野良犬となる
野良犬として街をさまよっていると懐かしい景色が…記憶が蘇り一心不乱にイーサンと一緒に住んでいた家を目指す
そこには50代(たぶん)のイーサンがいた
渋っていたイーサンだったが、ワッフルズになったベイリーを再度飼うことになり新しくバディと名付けられた
しかし、イーサンとバディに起きる奇跡はこれだけでは終わらない
★感想
めっちゃ泣けるというわけではないけど「ベイリー何度も生まれ変わって頑張ったな…」という気持ちで泣き笑いになってしまう作品だった
特に1回目の転生
警察犬になりパートナーだった頑固で孤独な警官と少しずつ心を通わせていく…そこからのベイリーの殉職
警官の気持ちを思うと悲しくてならない
撃たれて息絶えだえになっているベイリーに寄り添う警官の項垂れた背中に心が締め付けられた
個人的にこの場面が映画のハイライト
3回目の飼育放棄は胸糞悪かったけど、すべての人間がペットを可愛がるわけではない最低なやつもいるという、ペット界隈のダークサイドを描いているのがリアルで良いと思う
良い人ばかり出てきたら、ご都合主義感があるし…
(本当は飼育放棄ではすまないもっとやばい人間もいるんだけどね)
しかもウェンディの彼氏が捨ててくれたおかげで、イーサンと出会えたわけだから結果オーライかな
ラストはもちろんハッピーエンドなんだけど、イーサンにベイリーだと気づいてもらうためにバディが取った行動が良かった
ベイリーが若い頃のイーサンと遊んでいた時に取っていた仕草…二人だけの合言葉…
30年以上の月日が立っていても、イーサンがベイリーの事を忘れていなかったという所に絆を感じる
私の猫も私を探して転生とかしてくれるかなーとか考えたけど、あいつらめんどくさがりだからベイリーみたいな事はしないだろうな…とか自分のペットと比べながら観た映画