読書人間の電子書斎

〜今まで読んだ本を記録して自分だけの図書室を作るブログ〜

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【本格推理小説】「チャイナ橙の謎」エラリー・クイーン

久しぶりのエラリー・クイーン ずっと気になっていた国旗シリーズの 「チャイナ橙の謎」をこの前、読了。 まあ、いつもの通り 推理小説系の小説は大した感想が書けないので覚書として記録。 ☆あらすじ ディヴァシー嬢は看護師でヒュー・カークの世話をしてい…

【怪談シリーズ】「山と村の怖い話」平川陽一【短い感想】

山系の怖い話といえば「山怪」という作品があるのですが↓ 山怪 山人が語る不思議な話 作者:田中康弘 発売日: 2015/06/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) 山とか神秘に包まれた怪談も大好きで 似たようなタイトルのこの作品も読んでみた。 山と村の怖い話 …

辛口評価「トマシーナ」ポール・ギャリコ

この前、読み終わりました。 ポール・ギャリコは初読み。 でもポール・ギャリコは家の本棚に何冊か並んでいてファンタジーものを読みたい気分だったので「トマシーナ」を読みました。 トマシーナ (創元推理文庫) 作者:ポール・ギャリコ 発売日: 2004/05/25 …

四畳半神話大系のスピンオフ「四畳半タイムマシンブルース」森見登美彦

さあ、読み終わったぞー「四畳半タイムマシンブルース」 四畳半神話大系の主人公、主人公が想いを寄せる明石さん 悪友の小津、下鴨幽水荘の主の樋口氏が帰ってきた…… と、言いたいところだけど私は森見登美彦氏のファンになって日が浅い なもんで「四畳半神…

【ネタバレなし】青柳碧人「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」

日本昔話ミステリー「むかしむかしあるところに死体がありました」を読んでから、ずっと気になっててやっと読むことができた 「赤ずきん、死体と出会う。」 ★あらすじ 簡潔に書くと、赤ずきんちゃんが探偵で童話の世界で起こる殺人事件をバッタバッタと解決…

【ご当地怪談シリーズ】オキナワノコワイハナシ

とにかく観てみてと言いたい琉球怪談シリーズ、アマプラで観れます ↓この作品って、沖縄の琉球放送ってところで放送しているようで いわゆる、沖縄のローカル番組みたいなものなのかな? オキナワノコワイハナシ1 メディア: Prime Video 最近、怖い話を渇望…

【怪談シリーズ】怪談呪い家族【短い感想】

怪談・呪い家族 (TO文庫) 作者:山口敏太郎,中沢健,牛抱せん夏 発売日: 2015/06/01 メディア: 文庫 このまえ、読了した階段本。 山口敏太郎さんは作家さん 中沢健さんは小説家、脚本家 牛抱せん夏さんはYou Tubeでも配信している有名な怪談師 (怪談グランプ…

【怪談本シリーズ】短編怪談「鬼談百景」小野不由美

小野不由美さんと言えば「残穢」!と支持するほどの 残穢過激派の私だけど、こちらの「鬼談百景」も読んでみた。 ellery0y.hatenablog.com こちら、短編集となっており やはりどれもゾクゾクする話ばかりで捨て話はなし また「残穢」の元となる話も載ってい…

佐藤愛子「九十歳。なにがめでたい」

「気がつけば、終着駅」でこの作家さんを知りこのエッセイを読んだ。 九十歳。何がめでたい 作者:佐藤愛子 発売日: 2016/08/01 メディア: 単行本 内容としては90歳の著者が年齢を重ねて思うことや 現代人と昔の方の考え方の違いについて語るというもの 例え…