明けましておめでとうございます
といっても、このブログが一ヶ月ほど止まってたのにはわけがあります
1月7日に私が中学生の時から一緒にいた愛猫17才を糖尿病で亡くしました
無事に葬儀も終えてお骨も私の部屋に置いているのですが、まだ亡くなった事が受け入れられなくて、趣味のゲームもできず本も読めず、もはや何もできず、眠れず…もうどうでもいいよという投げやりな気分が続いています、いわゆるペットロス状態
心にポッカリと穴が空いた気分で私と同じような人もいるのかな…でも長い本は読めない頭に入らないと思ってペット関連の絵本を読みました
とりあえず3冊。ペットロス経験者の目線で読んでしまいました。
「いつでも会える」菊田まりこ
飼い主のミイちゃんを亡くした犬のシロのお話で、シロはミイちゃんを一生懸命探すのだけどどこにもいない
だけどある日、夢を見る。それはミイちゃんとの楽しかった日々の夢
そうシロが思い出せば心の中でいつでもミイちゃんに会えるのだ
★感想
私はミイちゃんを探すシロの側として読んだ、おそらくこれはペットを亡くした飼い主さんに向けた絵本なんだろうな
確かに天国や地獄はあるのか分からないから死後に会えるかはわからない
でも一緒に過ごした楽しかった日々…それだけでなく私が辛く涙していた時も守るように寄り添ってくれていたあの子の優しさは消えたわけではない、私の心の中で優しさがまだ生きている、あの子が残してくれたものだ
だから辛い時はあの子の優しさを無償の愛を思い出して、心の中で、いや部屋で一人のときでもいい…亡くなったあの子の遺骨に語りかけてみようかなと思えた一冊だった
「ある犬のおはなし」Kaisei
飼い主と楽しく過ごしていた犬だったが、徐々に飼い主が犬から離れていき終いには保健所に捨てられガス室の中で苦しみながら息絶えていく犬のお話。魂だけになった犬は飼い主の元へ帰るけれど…
★感想
これは一切の救いがない話だった
ゆいいつ、救いがあるとすれば保健所の飼育員さんが犬を可愛がってくれたこと、ガス室のボタンを押す時に飼育員さんだけが犬たちの死を悲しみ泣いてくれた事だった
犬猫だけでなく鳥も爬虫類も昆虫もあんたらの都合で飼うんだから最期まで幸せに飼ってやれよ
環境が変わったり、アレルギーがあるなら譲渡するなりして命を奪うような真似するなよ、長年飼った犬に情はねえのかとこの本の飼い主の家に火炎放射器ぶっ放してやりたくなる話だった
ペットはとにかく金がかかる、病院や手術で何十万も飛んでいく
歳をとれば介護も必要で汚くなり糞尿も垂れ流す、臭くもなる、子供の時みたいに可愛くもない
そこまで考えろ、それでも愛せるやつだけが動物と家族になる資格がある。人生を捧げると思って飼え。
子猫から育て、どんなによぼよぼでも歳をとった愛猫を愛しいと思っていた、17年間一匹の猫を愛して看取ったんだ
それくらい言わせてほしい
「ぼくがうまれてきたのはね」うえだまり
この本は命残り少ない犬が飼い主に、うまれてきた意味を飼い主に語りかけるという内容
★感想
飼い主がペットにかけてほしい言葉を犬に言わせてるので、ご都合主義感はあったけど、私は絵に癒やされたしなによりあともう一匹いる猫にはこの犬のように思ってほしい…いや、思ってもらえる飼い主になってやると思えた絵本だった
★まとめ
今月はもううすい絵本しか読めなかった
愛猫の死を受け入れたと思っても急に思い出して泣いたり、面白いテレビを観ても内容が頭に入らなかったりする状態だけど小説は2ページずつくらいなら読めるようになってきてるので、近いうちにまた感想を書くと思いますので、本年もよろしくお願いいたします。
ダヤン17才 平成16年4月22日〜令和4年1月7日没
私は天国も幽霊も何も信じない。当然、虹の橋だって。
だけど、もし私が死んだあとにこんな場所があるとするならばここで会いたい、抱っこしたい、匂いかぎたい、私を見てほしいと切に願っている。